2→
クローン病は指定難病であり、
難病法に基づき
医療費助成が受けられる。
しかし、
介護保険法において
特定疾病に指定されてはいない。
10~30歳代の発症が多く、消化器官組織の全層にわたる非連続性潰瘍をきたす疾患である。
3→
脳血管疾患は加齢に関係しているとされており、要介護状態の原因としも最も多いので、
介護保険法において
特定疾病に指定されている。
介護サービスを利用できる
第2号被保険者(40歳以上64歳以下の
医療保険加入者)は、加齢に伴う
特定疾病が原因となって、介護が必要であると認定された者に限られる。介護保険
特定疾病には以下の16疾病が該当する。
(1)
がん(医師が一般に認められている医学的知見に基づき回復の見込みがない状態に至ったと判断したものに限る)
(2)
関節リウマチ
(3)筋萎縮性側索硬化症
(4)後縦靭帯骨化症
(5)骨折を伴う骨粗しょう症
(6)初老期における
認知症
(7)進行性
核上性麻痺、
大脳皮質基底
核変性症及び
パーキンソン病
(8)
脊髄小脳変性症
(9)
脊柱管狭窄症
(10)早老症
(11)多系統萎縮症
(12)
糖尿病性神経障害、
糖尿病性腎症および
糖尿病性
網膜症
(13)
脳血管疾患
(14)
閉塞性動脈硬化症
(15)
慢性閉塞性肺疾患
(16)両側の膝関節又は
股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
4→
大腿骨頸部骨折は要介護状態の原因として多くの割合を占める。しかし、
介護保険法において
特定疾病に指定されてはいない。