傾向と対策
小脳の①機能と小脳機能の②評価方法を覚えておこう!
よくわかる解説
主に、身体のバランスをつかさどる平衡感覚の中枢があり、筋緊張、協調運動(随意筋運動)の調整などを司る。
小脳の評価方法
正確でなめらかな運動(協調運動)を行ったり、身体のバランスをとる平衡感覚が主な機能なので、小脳機能を評価する方法には、指鼻指試験(鼻指鼻試験)のほか、踵膝試験(踵で膝を触るテスト)などがある。
そのほか
高血圧性脳出血(脳出血の約6割は高血圧性で他は奇形や腫瘍など)の起こる場所では、小脳での出血は脳出血全体の約10%程度であり、他の部位と比較すると少ない。
ちなみに、大脳の中の方にある被殻に出血するものが最も多く全体の60%を占め、次に多いのが視床出血で15%、小脳出血が10%、脳幹部の橋(きょう)という場所の出血が5-10%です。
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