看護の統合と実践|看護師国家試験問題
第111回国家試験 午後114
次の文を読み112〜114の問いに答えよ。
Aさん(65歳、女性、要支援1)は1人暮らし。慢性心不全で定期的に外来受診していた。下肢の浮腫と息切れを自覚し、心不全の増悪があると診断されて入院となった。入院治療によって、両下肢に軽度の浮腫はあるが歩行による息切れは消失し、退院することになった。Aさんは退院後の生活について「近くのスーパーに歩いて買い物に行くのが楽しみですが、息切れが心配です。何に気をつけたらよいですか」と病棟看護師に話した。
問題114
退院後3週、Aさんの浮腫は改善し心不全の増悪もなかった。Aさんは「同年代の人との交流を広げたいと思っています。利用できるサービスはありますか」と訪問看護師に質問した。訪問看護師が地域包括支援センターに相談してAさんに提案する社会資源はどれか。
第107回国家試験 午後69
医療機関に勤務する看護師のうち、特殊健康診断の対象となるのはどれか。
第106回国家試験 午後54
災害後の成人にみられにくいのはどれか。
第104回国家試験 午前119
次の文を読み〔午前問題118〕、〔午前問題119〕、〔午前問題120〕の問いに答えよ。
山間部の地域で、1時間雨量80mm以上の降雨で土石流が発生し、地域の住民は市民体育館に避難した。避難所には近くの医療機関から医師と看護師とが派遣された。
〔午前問題119〕
土石流で家を失った被災者は市民体育館から仮設住宅へ移動した。仮設住宅には1人暮らしの世帯が多い。看護師が仮設住宅の巡回訪問を行うことになった。災害の慢性期(復興期)の看護師の巡回訪問の主な目的として適切でないのはどれか。
第113回国家試験 午後89
インシデントレポートについて適切なのはどれか。 2つ選べ。
第109回国家試験 午前33
クロストリジウム・ディフィシレ(Clostridium difficile)(ディフィシル)による下痢を発症している患者の陰部洗浄をベッド上で行う際の個人防護具を着用した看護師の写真(別冊No.3)を別に示す。
適切なのはどれか。

第113回国家試験 午前119
次の文を読み118~120の問いに答えよ。
Aさん(44歳、男性)は、午前9時に発生した震度5強の地震で自宅の2階から慌てて逃げる際に階段から転落した。午前9時30分、Aさんは殿部に激しい痛みが出現し動けなくなったため、救急車で搬送され入院した。
身体所見:体温 36.8で、呼吸数22/分、頻脈100/分、血圧 76/38 mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度<Sp02>95 % (room air)。
検所見:赤血球 300万/μL、Hb9.0g/dl、CRP0.3mg/dl、Na 140 mEq/L、K4.0mEq/L、濃縮尿、尿比重1.020、尿潜血(+)。
119 午前11時、A さんの母親Bさん(80歳)は、余震が続くため避難する途中で転倒し、歩行が困難となった。Bさんは、孫のCさん(14歳、女子)に付き添われて救急車で病院に搬送された。Bさんは、意識は清明で、腰痛を訴えている。バイタルサインは、呼吸数16/分、脈拍90/分、血圧 135/80mmHgで、排尿によって着衣が濡れている。外来で診察を待っている間に、Bさんの隣にいるCさんがうずくまっているのを看護師が発見した。Cさんのパイタルサインは、呼吸数36/分、 脈拍110分、血圧 94/40 mmHgで、手のしびれ、動悸を訴えている。
看護師の初期対応で優先度が高いのはどれか。
第104回国家試験 午後75
災害発生後、避難先の体育館で生活を始めた高齢者への対応で最も適切なのはどれか。
第106回国家試験 午後63
災害医療におけるトリアージについて正しいのはどれか。
第103回国家試験 午後78
国際連合児童基金〈UNICEF〉の報告(2017年)による5歳未満児の死亡率が最も高い地域はどれか。【出題103回:国連の「死亡率推計に関する機関間グループ(IGME)」が発表した新たな報告書(2018/09)にあわせて改変】
第103回国家試験 午前77
災害急性期に看護師が行う対応で最も適切なのはどれか。
第113回国家試験 午後70
Aさん (55歳、虚血性心疾患)は4人部屋に入院している。 Aさんは緊急で心臓カテーテル検査を行うことになった。日動の担当看護師がAさんの検査のために訪室すると、同室の右片麻痺のあるBさん(80歳、脳出血)からトイレに行きたいと声をかけられた。
このときの看護師の行動で適切なのはどれか。
第112回国家試験 午後119
次の文を読み 118〜120 の問いに答えよ。
午前10時、A県内で大規模災害が発生した。A県内の救命救急センターに、家屋等の倒壊現場から救助された傷病者の受け入れ要請があり病院に搬送された。直ちにトリアージが行われた。搬送されてきたBさん(45歳、男性)には頻呼吸が認められ、胸部と背部の痛みを訴え、吸気時に胸郭が陥没し、呼気時には膨隆している。
問題119
発災6時間後、Cさん(60歳、男性)は、職場のがれきの下から救助され、搬送されてきた。Cさんの意識は清明、バイタルサインは、体温35.8℃、脈拍110/分、不整、血圧90/68mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO₂)95%(room air)である。がれきに挟まれていた両下肢は、皮膚の創傷、腫脹および皮下出血が認められた。両下肢の感覚は鈍く、麻痺がみられる。足背動脈は蝕知できる。尿の色は赤褐色である。血液検査の結果、尿素窒素20mg/dL,クレアチニンキナーゼ(CK)3万IU/L、血糖値110mg/dL、Na140mEq/L、K8.2mEq/Lであった。
挫滅症候群(クラッシュ症候群)が疑われ、救出後から輸液療法が開始されている。
このときの看護師の対応で優先度が高いのはどれか。
第103回国家試験 午後76
大規模災害時のトリアージで緊急度が最も高いと判断されるのはどれか。
第114回国家試験 午前120
次の文を読み 118~120の問いに答えよ。
Aさん(64歳、男性、外国籍)は、1年前に日本に移住し、娘(36歳、会社員)と娘夫(42歳、会社員、日本人)と3人家族である。 娘の夫は海外に長期出張中で、娘は日本語での簡単な日常会話はできるが、Aさんはほとんど日本語が理解できない。
Aさんは、2か月前から時々腰痛があり、市販薬で様子を見ていたが、徐々に腰痛が強くなり、娘に付き添われて受診した。 検査の結果、肺癌と診断され、胸膜と腰椎への転移が見つかり、疼痛コントロールの目的で入院した。
入院8日、疼痛がコントロールされてきたAさんは「家に帰りたい」と希望しているが、娘は「仕事もあるし、もう少し病院にいてほしい」と話している。そこで、看護師の提案によりAさんのアドバンス・ケア・プランニングが行われることになった。
Aさんのアドバンスケアプランニングで適切なのはどれか。
第110回国家試験 午後119
次の文を読み118~120の問いに答えよ。
Aさん(88歳、男性)は、10年前に脳梗塞を発症し左半身麻痺の後遺症がある。
杖歩行はでき、要介護2で介護保険サービスを利用中である。Aさんが最近食欲がなく、水分もあまり摂らず、いつもと様子が違うことを心配した妻がAさんに付き添って受診した。
身体所見:呼びかけに対して返答はあるが反応はやや遅い。麻痺の症状に変化はない。
バイタルサインは、体温37.5℃、呼吸数20/分、脈拍100/分、血圧140/60mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)98%(room air)。
検査所見:赤血球410万/μL、白血球6,800/μL、Ht50%、総蛋白6.5g/dL、尿素窒素25mg/dL、Na150mEq/L、K3.8mEq/L、血糖値110mg/dL、CRP0.01mg/dL。
胸部エックス線写真に異常なし。
問題119
Aさんは入院となり、点滴静脈内注射が開始された。入院当日の夜間、Aさんは「ここはどこか、家に帰る」などと言い、点滴ラインを触ったり杖を使わずにトイレに1人で行こうとしたりして落ち着かず、ほとんど眠っていなかったと夜勤の看護師から日勤の看護師に申し送りがあった。
日勤でAさんを受け持つ看護師の対応として適切なのはどれか。2つ選べ。
第109回国家試験 午前92
次の文を読み91、92、93の問いに答えよ。
Aさん(60歳、男性、元建設業)は、妻(57歳) と2人暮らし。 2年前に 悪性胸膜中皮腫(malignant pleural mesothelioma)と診断され、化学療法を受けたが効果がみられず、外来通院していた。2週前から、胸痛、息苦しさ、倦怠感が増強したため、症状コントロール目的で入院した。
バイタルサイン:体温36.0 ℃、呼吸数24/分、脈拍92/分、血圧126/88mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉86~90%(room air)。
身体所見:両側下肺野で呼吸音が減弱しており、軽度の副雑音が聴取される 。
血液所見:赤血球370万/μL、Hb 8.8g/dL、白血球6,700/μL、総蛋白5.2g/dL、アルブミン3.8g/dL、CRP1.5mg/dL。
動脈血液ガス分析(room air):pH7.31、動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉40Torr、動脈血酸素分圧〈PaO2〉63Torr。
胸部エックス線写真:胸膜肥厚と肋骨横隔膜角の鈍化が認められる。肺虚脱なし。
問題92
入院後、症状緩和のためモルヒネの内服と経鼻カニューレによる酸素療法2L/分が開始された。経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉は95%前後で維持されるようになったが、Aさんは夜間の息苦しさを訴えている。Aさんの呼吸困難を緩和するための体位で適切なのはどれか。
第107回国家試験 午前64
日本の医療保険制度について正しいのはどれか。【出題107回:平成28年のデータ,医療保険制度をめぐる状況(平成30年4月19日)にて改変】
第106回国家試験 午前90
災害拠点病院について正しいのはどれか。2つ選べ。
第104回国家試験 午前120
次の文を読み〔午前問題118〕、〔午前問題119〕、〔午前問題120〕の問いに答えよ。
山間部の地域で、1時間雨量80mm以上の降雨で土石流が発生し、地域の住民は市民体育館に避難した。避難所には近くの医療機関から医師と看護師とが派遣された。
〔午前問題120〕
看護師のAさんは、土石流の発生直後から被災地に1か月派遣された。その後、病院に戻り3か月が経過した。Aさんは勤務中に表情が乏しく考え込む様子がみられた。Aさんへの看護管理者の対応として最も適切なのはどれか。