脳出血(のうしゅっけつ)

脳出血とは、高血圧などの何らかの原因により脳の血管が破れてしまい、脳の中に出血を起こす病態である。

傾向と対策

脳出血のリスクを高める因子と比較的多い出血場所を覚えておこう!

よくわかる解説

脳出血

脳の血管が出血すると、血管から溢れた血液が血腫を形成し、脳に直接ダメージを与えたり、血腫が大きくなることや脳浮腫により頭蓋内圧が亢進し、脳の機能に様々な障害が生じる。
脳出血リスクを高める因子は、高血圧である。


比較的多い出血場所

脳出血の症状は出血を起こした場所や出血量によって異なる。多くの場合、頭痛、悪心、嘔吐、片側の口角と手足の運動麻痺、感覚障害、呂律困難などがみられる。ほとんどの場合、前触れもなく突然起こり、出血量が多い場合や出血部位によっては意識障害を呈し、昏睡状態に陥る場合もある。
ちなみに、被殻(ひかく)出血の頻度が比較的高く脳出血の40-50%程度を占める。

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