感覚障害(かんかくしょうがい)

感覚障害は知覚が低下すること。

傾向と対策

感覚障害の特徴を種類別に覚えておこう!

よくわかる解説

感覚障害

物理的圧迫や脊髄障害、脳血管障害、糖尿病神経障害糖尿病の合併症)が原因で知覚の低下などが起きる。


物理的圧迫

物理的圧迫や血管炎になどにより末梢神経が障害を受けると、障害部位となる関節や神経叢の周辺に局限して感覚障害が現れる。


脊髄障害

脊髄の障害部位から下位に相当する領域に感覚障害、運動麻痺、自律神経障害、排便障害などが起こる。


脳血管障害

脳の損傷部位とは反対側に半身運動麻痺や、感覚麻痺、言語障害、意識障害など広範囲に症状が出現する。


糖尿病神経障害

両足先や足底部などの四肢の遠位から感覚障害が進行する。糖尿病の合併症の中でも早期に発症される。運動神経や自律神経障害も起こる。足先の知覚が低下している状態なので、火傷や外傷、靴擦れなどの注意が必要であり、靴下をはいて保護に努める必要がある。また爪は深爪を避けストレートにカットするなどの手入れが必要である。

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