傾向と対策
意識障害の①評価方法および②救命救急処置方法を答えられるようにしておこう!
また、意識障害を起こしやすい③疾患についても、合わせて学習しておこう!
よくわかる解説
意識障害は、脳そのものの障害や、代謝の異常、感染症、精神疾患など多様な原因により起こる。
軽い意識混濁を認める
せん妄から、どんな刺激にも反応がない
昏睡といった重度の
意識障害まで様々である。
評価方法
意識障害の程度は、意識レベルで表され、呼びかけ・痛み刺激に対する反応によって覚醒状態と認知機能を評価する。評価の指標には、JCSやGCSがあり、急性期の意識障害では主にJCSが用いられる。
※詳細はJSC、GCSを参照。
救命救急処置
意識障害がある場合の救命救急処置では、まずは呼吸しているかどうかを確認し、気道確保する。呼吸がない場合は、胸部圧迫・人工呼吸・除細動の順に行うことが望ましい。
※詳細は救命救急処置を参照。