核(かく)

核とは、遺伝に関わる細胞小器官のこと。

傾向と対策

核の①構造②働きをまとめておこう!

よくわかる解説

染色体を有しており、遺伝に関わる細胞小器官である。タンパク合成の設計図となるDNA蛋白質などを含む。
白血球の一種である好中球リンパ球単球を有している。
膜という二重膜で覆われ、その内部の質には、小体(仁)とクロマチン(染色質)がある。

小体は丸い小体で、細胞質内の核酸がここでつくられる。染色質は、塩基性タンパク質のヒストンに二重らせん構造をとっているDNAが巻き付き、折りたたまれて凝縮されたものである。その周囲を鞘が覆っている。核酸にはDNA(デオキシリボ核酸RNA(リボ核酸の2種類がある。
内にあるDNAの二重らせんの必要部分がほどける。これを鋳型としてDNAのネガ像のRNA鎖が合成され、これがmRNAとなる。mRNAの合成を転写 とよぶ。から細胞質にあるリボソームに入る。このコピーをもとに、アミノ酸リボソームまで運搬してきたtRNAの塩基とmRNAの塩基が結合してタンパク質を合成する。

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