関節リウマチ(かんせつりうまち)

関節リウマチは女性に多い膠原病の一種で、朝のこわばりや左右対称で多発性の関節滑膜炎(3か所以上)が主症状。

傾向と対策

関節リウマチの①病態と療養している人の
②日常生活への指導は頻出である。

よくわかる解説

関節リウマチは膠原病の一種であり、女性に多く、膠原病の中でも最も頻度の高い疾患となっている。
症状は、朝方の関節の痛みとこわばりや左右対称で多発性の関節滑膜炎(3か所以上)、などが出現する。手の症状で最も多いのはは、中手指節(MP)、近位指節(PIP)の関節であり、遠位指節(DIP)が障害されることは稀である。
介護保険法で定める特定疾病関節リウマチは含まれるため、40歳以上ならば、第2号被保険者として介護保険サービスを利用できる。
合併症には貧血間質性肺炎、アミロイドーシスなどが挙げられる。関節リウマチに血管炎を伴う場合は、悪性関節リウマチと呼ばれ、予後不良な難治性の疾患となっている。
関節リウマチの症状がある患者に対しては、かばんは肩にかける、押す動作で仕事をするなど握るなどの関節に負担がかかる動作を避けるよう心がけるなど、症状に応じて関節に負担のかからない方法を選ぶと良い。

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