傾向と対策
医療助成とはどのような制度なのかを対象疾患を含め、確認しておきましょう!
よくわかる解説
様々な疾患で
医療費助成が行われる。
①
小児慢性特定疾病:
児童福祉法に規定されており、原則18歳未満、16疾患群、756疾病で都道府県による医療費の助成がある。医療費の自己負担分の一部を助成する。
②指定難病:
難病法により医療費の公費負担がある。
クロイツフェルト・ヤコブ病、サルコイドーシス、
再生不良性貧血などはこれにあたる。
③
肺結核:感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(
感染症法)により、医療費の公費負担が認められている。
④精神医療:障害者自立支援法によって外来通院の医療費の給付が行われる。収入に応じた自己負担がある。
⑤療育医療:
母子保健法第20条に基づいて、早産児(未熟児)に対して行われる公費負担
医療給付
⑥
自立支援医療:心身の障害を除去・軽減するための医療について、医療費の自己負担を軽減する公費負担
医療給付
⑦
高額療養費制度:公的
医療保険における制度の一つで、医療機関や薬局の窓口で支払った額が、月に一定額を超えた場合に、その超えた金額を支給する制度
⑧特定医療受給者:特定医療受給者証を持つ者は、自己負担は2割で、75歳以上の場合は1割となる。また、所得によっても負担割合が変動する