クローン病(くろーんびょう)
クローン病は、小腸と大腸の粘膜に慢性的に炎症を起こす疾患
傾向と対策
クローン病の①食事療法について出題されたことがあります。②クローン病の特徴も含めて簡潔に覚えておこう。
よくわかる解説
クローン病
クローン病は、腸管の慢性の炎症を引き起こす炎症性腸疾患であり難病指定されている。
クローン病は若年者に多くみられ、腸管に炎症や潰瘍が発生し、腹痛や下痢、血便、体重減少などの症状がみられるが、症状が安定している場合は、食事療法を中心とする。
食事療法
食事療法の基本は高カロリー、低脂肪、低残渣食である。
食物繊維や脂肪分は腸管に刺激を与えるので控える必要がある。
炭水化物は、腸管への負担が少ないため摂取しすぎなければよい。
腸管の炎症によりタンパク質の漏出が発生するので蛋白質を摂取する必要がある。
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