1→
胆汁酸塩は、
肝臓で産生される
胆汁の成分であり、十二指腸での脂肪の乳化を促進し脂肪の消化を助ける。
※乳化とは、本来混ざり合わない成分(脂肪と水)が、均一に混ざりあうこと。
3→
ビリルビンは
胆汁に含まれる色素成分である。脾臓で破壊された
赤血球の崩壊により
ヘモグロビンが分解されて生じた分解産物。
通常は尿中や便中に排泄されるが、体内に蓄積されると
黄疸が生じる。
4→
リパーゼは、
消化酵素の一つで、
胃液、
膵液、腸液に含まれる。乳化された後の脂肪を加水分解し、脂肪酸と
グリセリンを生成する。