膵臓(すいぞう)

膵臓(すい臓)は、胃の裏側にある、長さ15~20cmの細長い臓器。

傾向と対策

膵臓の①機能②産生ホルモンを覚えよう!

よくわかる解説

膵臓(すい臓)の機能

膵臓は、主として食物の消化を助ける膵液を十二指腸に分泌する外分泌臓器であるが、膵臓のLangerhans島では内分泌機能(血糖値の調節などをするインスリンなどのホルモン産生)も有している


膵臓の外分泌機能

脂肪の消化酵素である膵リパーゼが分泌される。膵臓切除などにより、膵リパーゼの分泌が減少すると、脂肪吸収は低下する。
また、膵アミラーゼも分泌されており、これは炭水化物(糖質)の消化酵素である。分泌が減少すると、炭水化物を消化する能力は低下する。


膵臓内分泌機能(産生ホルモン)

膵臓のランゲルハンス島は、3種類の内分泌細胞がある。
β細胞(B)からは最も代表的なホルモンであるインスリンが分泌されており、血糖低下の作用を有する。
α細胞(A)からはグルカゴンが分泌されている。インスリンとは逆に血糖値を上昇させる働きをもつ。
δ細胞(D)ソマトスタチンを分泌する。
膵島内でイ ンスリンとグルカゴン両方の分泌を抑制する。

「膵臓 産生ホルモン」をGoogle画像検索

アプリなら単語から問題を引けるからめちゃ便利