肝臓(かんぞう)

肝臓は、右の肋骨下に位置する臓器。

傾向と対策

肝臓の①機能を覚えよう!また、肝臓に関連して、②初回通過効果という言葉を説明できるようにしておこう!

よくわかる解説

概要

肝臓は最も大きな臓器で、重さは体重の50分の1程度を占める。肝臓の重量は加齢に伴い、壮年期の70~80%に減少する。


肝臓の機能

肝臓の主な働きには3つある。
1)胆汁の産生(脂肪の消化と吸収を助ける)
2)代謝機能
Ⅰ.糖代謝(グリコーゲン貯蔵、ブドウ糖合成)
Ⅱ.蛋白代謝(アルブミンフィブリノゲンなどの合成)
Ⅲ.脂質代謝(コレステロール、リン脂質などの合成)
Ⅳ.ホルモン代謝(エストロゲンなど)
3)血漿蛋白質を合成


初回通過効果

解毒・分解をつかさどる肝臓では、内服薬初回通過効果が主に起こる部位である。内服薬は消化管で吸収され、門脈経由で肝臓へと運ばれる。薬物は肝臓で代謝を受け、代謝を免れた薬物が肝臓から心臓経由で全身へと運ばれる。最初に肝臓を経由して薬物が量的に減少することを「初回通過効果」という。


肝機能の低下

肝硬変などにより肝臓の機能が低下すると、

1)ホルモンを分解する機能も低下し、エストロゲンが増加→男性の女性化乳房、手掌紅斑、クモ状血管腫などが引き起こされる

2)アルブミン合成能の低下に伴う血漿膠質浸透圧の低下→腹水が出現する

アプリなら単語から問題を引けるからめちゃ便利