腹水(ふくすい)

腹水とは、大量の体液が腹腔内に異常に貯留したものをさす。腹水貯留がみられる場合、塩分制限、低蛋白食とする。

傾向と対策

腹水貯留を及ぼす原因となる①疾患②症状③治療法などをおさえておこう!
腹水貯留時の④看護や、原因となる疾患の看護について出題されやすいので、チェックしておこう!

よくわかる解説

腹水が貯留する原因には、肝硬変がん性腹膜炎などがある。
症状は、腹部膨満感や吐気、息切れ・呼吸困難などである。

[看護ケアと食事指導]
腹水貯留時のファウラー位は、横隔膜の下降が促され呼吸を楽にする体位である。
腹水貯留、手指の振戦等、皮下出血などの症状があるのは、肝硬変の非代償期で、高蛋白食は肝性脳症のリスクを高める為、低蛋白食、塩分制限を指導すべきである。

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