呼吸困難(こきゅうこんなん)

呼吸困難とは、息切れや息苦しさなど呼吸時の苦痛症状のこと。

傾向と対策

呼吸困難と関連のある①疾患
呼吸困難の②評価方法③スケールを用いた重症度分類について、もう一度復習しておこう!
また、呼吸困難のある患者への④看護のポイント⑤在宅における生活指導の注意点についてもまとめておこう!

よくわかる解説

呼吸困難とは、患者が訴える自覚的な症状の1つで、PaO2の低下やSpO2の低下等の呼吸不全の指標である。
呼吸困難は主に呼吸器疾患によって生じ、他にはアナフィラキシーショック破傷風左心不全等がある。
呼吸困難の程度を評価するスケールにはヒュー・ジョーンズの分類やNRS、VAS、修正MRCスケールなどが使用されている。ヒュー・ジョーンズの分類は、呼吸器疾患患者の運動の強度と呼吸困難の程度からみた重症度評価基準(I~V段階)である。
呼吸困難時には起坐位が有効である。また、喘息発作時には口すぼめ呼吸により、咳の誘発を防ぎ肺や気管支残気量を減らすことができる。

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