残気量(ざんきりょう)

残気量とは、最大限空気を吐き出した後に肺や気管に残っている空気の量

傾向と対策

残気量の①加齢に伴う変化と、②残気量が増加する疾患をあわせて復習しておこう。

よくわかる解説

全肺気量は、肺活量+残気量で示される。予備吸気量+1回換気量+予備呼気量肺活量
高齢者は呼吸筋の筋力低下や組織の繊維化により弾力性の低下を来すため肺活量が低下しやすく、残気量が増加することで、呼吸器合併症を発症しやすくなる。
また、気道内分泌気道狭窄などによって呼気が制限されると、肺胞内の残気量は増加する。
慢性閉塞性肺疾患ではスムーズに呼息できなくなるため、残気量が増加する。

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