傾向と対策
エストロゲンの①働きと②分泌器官、また体内での③調節機構についてしっかり学習しておこう!
よくわかる解説
エストロゲンとは、
卵巣の卵胞から分泌される、女性ホルモンの一つである。
卵胞ホルモンとも呼ばれる。
月経後から
排卵までの卵胞期(生理周期における前半)に分泌されることで、
排卵までの間に子宮内膜を増殖させて妊娠のための環境を整える働きがある。
卵巣機能低下と共に(閉経が近づくと)
エストロゲン、
プロゲステロンの分泌が低下する。
これらにより、
視床下部からゴナドトロピン(
性腺刺激ホルモン)放出ホルモンや
下垂体前葉からの
黄体形成ホルモン(
LH)、
卵胞刺激ホルモン(
FSH)の分泌は亢進する。