視床下部(ししょうかぶ)

視床下部は間脳に存在し体温調節、摂食・飲水行動、性行動、睡眠など本能行動を司る最高中枢である。

傾向と対策

①視床下部が司る中枢とはなにか②分泌されるホルモン③下垂体とのフィードバックの関係についてしっかりと把握しておこう。

よくわかる解説

視床下部間脳にあり、体温の恒常性や摂食行動、飲水行動、性行動、睡眠などを体内環境の恒常性を司る中枢が存在する。
視床下部には自律神経や内分泌の中枢が存在し、分泌されるホルモンの多くは、下垂体前葉から出るホルモンの分泌調節に関わる。
副腎皮質刺激ホルモン甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン、性腺刺激ホルモン放出ホルモン、成長ホルモン放出ホルモンなどが放出されている。
更年期障害などでエストロゲンの分泌が低下すると、視床下部下垂体へのフィードバックが作用しなくなるため、視床下部の機能が亢進し、性腺刺激ホルモン放出ホルモンや、下垂体からの卵胞刺激ホルモンFSH)と黄体化ホルモンLH)の分泌が増加する。

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