黄体形成ホルモン(おうたいけいせいほるもん)

黄体形成ホルモン(LH)は、性腺刺激ホルモンの一つ。

傾向と対策

黄体形成ホルモンが分泌される①器官、分泌量の②月経周期における変化③加齢による変化を覚えよう!

よくわかる解説

分泌される器官

黄体形成ホルモンLH)は、下垂体前葉から分泌されて性腺に作用し、排卵の誘発や黄体化を促進するホルモンである。男性では、睾丸に働き男性ホルモンの分泌を促す作用をもつ。


月経周期における変化

黄体形成ホルモンが急激に分泌されること(LHサージ)によって排卵が起こる。同じく性腺刺激ホルモンである卵胞刺激ホルモンFSH)も排卵前に分泌量が増える。


加齢による変化

閉経が近づき卵巣機能が低下すると、プロゲステロン(黄体ホルモン)・エストロゲン卵胞ホルモン)の分泌が低下し、それに対応するために黄体形成ホルモン卵胞刺激ホルモンが上昇する。また、閉経後も分泌が持続する。
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