月経周期(げっけいしゅうき)

月経周期は、月経開始日を1日として、次の月経開始日前日までを数える。

傾向と対策

月経周期の①数え方が出題されたことが複数回あります。また、月経終了から次の月経開始までの②身体・ホルモンの変化③関連する疾患や症状についてを説明できるレベルにしておこう!

よくわかる解説

数え方

月経開始日を1日として、次の月経開始日前日までを数え、月経の正常周期は、25日~38日とされる。
正常の月経周期より長い場合のことを希発月経といい、短い場合を頻発月経、3ヶ月以上の間隔があいてしまうと無月経とされる。
なお、月経周期が正常な場合は、最終月経の初日を0日として起算し、40週0日(280日)を分娩予定日とする。


身体・ホルモンの変化

月経周期は、複数のホルモンによって調節され、黄体形成ホルモン卵胞刺激ホルモンエストロゲンプロゲステロンが関与している。
出血は、前回の月経周期の最後にエストロゲンプロゲステロン血中濃度が低下することにより、厚くなった子宮内膜が崩れて剥がれ落ちることでおきる。


関連する疾患や症状

月経困難症:いわゆる生理痛のことを指す。腰部の温罨法で血流促進、症状の緩和につながる。

過多月経:経血量が異常に多い場合のことをいう。

月経前症候群PMS):いわゆる生理前の体調の不調を指す。黄体ホルモンの関与が指摘されている。

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