卵胞刺激ホルモン(らんぽうしげきほるもん)

卵胞刺激ホルモン(FSH)は、性腺刺激ホルモンの一種。

傾向と対策

卵胞刺激ホルモンが分泌される①器官、分泌量の②月経周期における変化③加齢による変化を覚えよう!

よくわかる解説

分泌される器官

卵胞刺激ホルモンFSH)は、性腺刺激ホルモンの一種。下垂体前葉から分泌されて性腺に作用し、卵胞の発育を促進し、エストロゲンの分泌を促す作用がある。男性では、精子形成促進の作用をもつ。


月経周期における変化

エストロゲンは、子宮に作用して子宮内膜を厚くする働きをし、女性らしさを作り保つホルモン。乳房の発達、皮膚、骨、筋肉、脳、自律神経などの働きにも関係している。黄体形成ホルモンとともに排卵前に分泌量がピークに達する。


加齢による変化

卵胞刺激ホルモンは、思春期から分泌量が増え、30代でピークに達し、閉経が近づくと卵胞ホルモンであるエストロゲンが低下する。よって、更年期になり閉経が近づくとエストロゲンの低下に対応しようとして卵胞刺激ホルモンは上昇する。閉経後は高値を維持したままゆるやかに減少していく。
「年齢と卵胞刺激ホルモンの推移」をGoogle画像検索


黄体形成ホルモン

なお、性腺刺激ホルモンの一種として、黄体形成ホルモンも脳下垂体前葉から分泌され、性腺を刺激する。主に排卵の誘発や黄体化を促進するホルモンである。

アプリなら単語から問題を引けるからめちゃ便利