傾向と対策
甲状腺刺激ホルモンの①働きや関係する
②疾患を、整理して覚えよう!
よくわかる解説
働き
甲状腺刺激ホルモン(TSH)は糖タンパク質ホルモンである。甲状腺の濾胞上皮細胞の細胞膜に存在する甲状腺刺激ホルモン受容体(TSH受容体)と結合し、甲状腺ホルモンの産生を促す。
甲状腺刺激ホルモンなどの下垂体前葉ホルモンはぺプチドホルモンと呼ばれ、ホルモン受容体は細胞膜上に存在する。
疾患
甲状腺刺激ホルモンが上昇するバセドウ病では、眼球突出が確認され、甲状腺機能低下症では粘液水腫顔貌が見られる。