甲状腺ホルモン(こうじょうせんほるもん)

甲状腺ホルモンには、基礎代謝を亢進させる作用があるサイロキシン(T4)とトリヨードサイロニン(T3)があり、甲状腺から分泌される。

傾向と対策

甲状腺ホルモンの①働き②分泌が亢進することにより、どのような症状が現れるのか③抗甲状腺ホルモン薬の副作用を整理して覚えよう!

よくわかる解説

働き

甲状腺ホルモンは、発育や代謝を促進する作用のあるホルモンである。


分泌が亢進するときの症状

甲状腺ホルモンの分泌が亢進すると、交感神経の働きが活発になり、頻脈や大量の発汗、手指振戦などがみられる。
甲状腺に異常のある人は、ヨードの過剰摂取は、甲状腺機能を低下させ、甲状腺ホルモンの生成を抑制することがある。
甲状腺機能亢進症の症状には、甲状腺腫・頻脈眼球突出がある。これをメルゼブルグの三主徴という。


甲状腺ホルモン薬の副作用

甲状腺ホルモン薬の副作用に、肝機能障害や重篤な感染症を引き起こす無顆粒球症がある。

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