アルブミン(あるぶみん)
アルブミン(ALB)とは、栄養状態の指標となる血漿蛋白質の一つ。
傾向と対策
アルブミンの①合成部位と血清アルブミンの②基準値、アルブミンの低下に関連する③疾患や症状をおさえておこう!
よくわかる解説
基準値
基準値は約4.0~5.0g/dLで、一般的に低栄養状態は、血清アルブミン3.5g/dL以下を指す。
また、膠質浸透圧により血管に水を保持する役割の他、脂肪酸、ホルモンなど様々な物質と結合し運搬する作用を持つ。
アルブミンの低下に関連する疾患
・肝臓で産生されるため、肝硬変が起こると血清アルブミン値は低下する。
・ほかにも、ネフローゼ症候群や腎機能障害などで、アルブミンは低下する。ネフローゼの場合は、診断基準として3.0mEq/L㎗以下が低アルブミン血症の一つの基準となる。
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