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第108回看護師国家試験 午前25
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第108回看護師国家試験 午前25
第108回国家試験 午前25
副腎皮質ステロイド
の作用はどれか。
体重の減少
血糖の低下
血圧の低下
免疫の促進
炎症の抑制
解答する
正解!
不正解
答え
5
1→
副腎皮質ステロイド
に体重を減少させる作用はない。
中心性肥満と体重増加が特徴である。
2→
副腎皮質ステロイド
には
インスリン
の分泌を低下させ、
グルカゴン
の分泌を促進させる。
そのため、
血糖値
は上昇し、
ステロイド
糖尿病
を引き起こすこともある。
3→
副腎皮質ステロイド
は、
電解質
代謝作用を有し、
尿細管
における
ナトリウム
の
再吸収
や
カリウム
の排泄を促進する。
体内に
ナトリウム
が蓄積するとそれに伴い水分も保持されるため、結果
体内水分量
が増えることにより
血圧
は上昇する。
4→
副腎皮質ステロイド
は強力な免疫抑制作用を有するため、易感染状態となることがある。
5→免疫抑制作用により
炎症
を抑制するのは
副腎皮質ステロイド
の代表的な作用の一つである。
抗
炎症
作用の他に鎮痛作用なども期待できるため、
炎症
性疾患や疼痛対策として用いられることもある。
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