ステロイド薬（すてろいどやく）

ステロイド薬とは、副腎皮質ホルモンのような作用を示す薬剤のこと。免疫抑制や抗炎症などの作用がある。

傾向と対策

ステロイド薬の①注意点と②副作用（有害事象）について、確実にしておこう！
また、ステロイド③パルス療法（大量療法）の概要についても、あわせて復習しておこう！

よくわかる解説

注意点副作用症状

ステロイド薬とは、副腎皮質ホルモンと同等の作用を示す薬剤のことである。抗炎症や免疫抑制といった目的で使用される。

ステロイドは急速な減量や中止によって離脱症状が現れるため、必ず医師の指導・処方通りに内服することが重要である。ステロイドは様々な副作用を引き起こしやすいことでも知られており、主に骨粗鬆症、中心性肥満（ムーンフェイス）、易感染、糖代謝異常、精神症状への影響などがある。

ステロイドパルス療法は多量のステロイド投与を数日間を1クールとして疾患によって1～3クール行い短期間に集中的に投与する治療法です。
多量のステロイドパルス終了後はステロイド内服をおこない、ゆっくりと減量していきます。

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