傾向と対策
薬剤治療における、①服薬指導のポイントや②起こりやすい有害事象(副作用)の観察ポイントについて、もう一度復習しておこう!
よくわかる解説
有害事象とは投与した薬物との因果関係は問わない疾病や徴候を指す。たとえば、投与中にベットから落ちたり、風邪をひいたりすることが
有害事象に含まれる。
一方副作用は、
有害事象のうち、薬との因果関係が否定できず少なくとも合理的な可能性があるもののことをいう。
重篤な
有害事象とは
有害事象のうち、死亡・死亡のおそれ ・
入院又は
入院期間の延長 ・障害・障害のおそれ ・重篤 ・
先天異常のいずれかひとつ以上に該当する事象のことをさす。
有害事象は、5つのグレードに分かれており、評価される。
1:無症状または軽度
2:中等度で治療を要し日常生活に差し支えがある
3:重症ではあるが直ちに命の危険はない
4:生命を脅かす状態
5:死亡