1→
心原性ショックでは、
心拍出量低下に伴い、
血圧の低下や末梢血管収縮が起こるため、皮膚は冷たくなる。
2→
出血性ショックでは、体内から大量の血液を喪失するため、循環血液量が減少し、
心拍出量低下につながる。そのため、皮膚は冷たくなる。
3→
神経原性ショックは、
徐脈や心収縮力の低下により
心拍出量低下につながり、末梢血管拡張により
血圧の低下がおこる。初期のみウォームショック状態となることがあるが、その後は皮膚温は下がる。
4→
エンドトキシンショックは、
細菌性のショックで、敗血症となる際に起こる。発熱を伴うことが多く、ウォーム
ショックとよばれ、
心拍出量の増大、皮膚の紅潮などもみられる。