心拍出量(しんはくしゅつりょう)

心拍出量は、心臓が拍出する血液量のこと。加齢に伴い低下し、運動習慣により増加する。

傾向と対策

心拍出量の①仕組みや、②心拍出量に影響する病態等をおさえておこう!

よくわかる解説

1分間の心拍出量は、1回の拍出量×1分間の心拍数で示される。
血圧は、心拍出量末梢血管抵抗から決まり、高血圧になると、心負荷が増大し徐々に心拍出量の低下、心不全へ移行していく。
また、加齢に伴う心筋ポンプ機能の低下により、運動時の心拍出量が低下するため、運動により動機や息切れを起こしやすい。
その他にも、長期臥床や心タンポナーデ人工呼吸器による陽圧換気によっても、心拍出量は低下する。
人工呼吸器による陽圧換気では、胸腔内圧が上昇し、心臓全体が圧迫されるようになるため静脈還流量は減少する。その結果、心拍出量が低下する。
心タンポナーデ時にも、心臓と心囊とよばれる膜との間の空間に液体が大量にたまり、心臓が十分に拡張できなくなる状態で、その結果、心拍出量が低下する。

運動習慣により心肺機能が増大するので、身体の酸素需要に応えるため、一回心拍出量、最大換気量は増加する。筋肉量も増加するので、基礎代謝量ももちろん増加する。

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