出血性ショック(しゅっけつせいしょっく)

出血性ショックは、出血が原因で引き起こされる、ショック状態のひとつ。

傾向と対策

出血性ショックの①特徴②症状を把握するとともに、ほかの原因別ショック症状]についても特徴を覚えておこう!

よくわかる解説

出血性ショックは、出血が原因で臓器へ酸素が行き渡らなくなり、ショック状態の中でも生命を脅かす状態である。
ショック状態とは、臓器への酸素供給量が低下することで生命の危機が生じる状態であり、臓器不全や死の危険が発生する。中でも出血性ショックは、身体から大量の血液を喪失することにより循環量が減少して、心拍出量が低下することにより発生するショックである。
骨盤骨折などの外傷時に大量出血が原因で発生し、循環量の減少により血圧が急激に低下、細胞機能が低下する。症状としては、脈拍数増加、血圧低下、顔面蒼白、冷汗、皮膚の湿潤、皮膚の冷感などが観察される。

ショック症状はほかに、
心原性ショック神経原性ショックアナフィラキシーショックエンドトキシンショックなどがある。
※特徴はそれぞれの項目を参照。

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