細菌(さいきん)

微生物のうち、核膜を持たない原核生物(単細胞生物)を細菌という。

傾向と対策

細菌の①構造、特に②ウイルスとの違いについておさえておこう。
また、③代表的な細菌についても確認しておこう。

よくわかる解説

微生物のうち、膜を持たない単細胞生物(原生物)を細菌という。
細菌は体内で定着し、細胞分裂によって増殖しながら細胞内に侵入するか毒素で細胞を傷害する。粘膜は細菌が繁殖しやすい環境になっており、特に大腸などには非常に多くの腸内細菌がいる。
有名なものでは、ブドウ球菌や大腸菌サルモネラ菌や緑膿菌などがあり、コレラも細菌類に属する。治療には抗生剤が用いられる。
出生直後の新生児の腸内はほぼ無菌状態で、生後1週間程度から腸内細菌が定着すると言われている。

なお、好中球白血球の大半を占め、細菌真菌に対しての感染を防ぐ働きがあり、好中球減少症好中球が1,500/μℓ以下になった場合)では、細菌感染が起こりやすくなる。

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