傾向と対策
常在菌として知られる緑膿菌ですが、医療現場で特に注意を要する理由をおさえておこう!
よくわかる解説
緑膿菌は常在菌として身の回りに存在し、健常者にとっては無害である。ただし、免疫力の低下している患者などにとっては
日和見感染を起こすことがある。主に、
肺炎や創部の化膿などさまざまな病変部から検出される。
緑膿菌の中には多剤耐性
緑膿菌があり、
院内感染の観点から注意が必要である。
ちなみに、
コンタクトレンズに起因する
角膜感染症の原因として
緑膿菌があるので、よくお手入れしましょうね。