日和見感染症（ひよりみかんせんしょう）

日和見感染症とは免疫力が低下し、皮膚や鼻腔、咽頭などに常在する菌により生じる感染症のこと

傾向と対策

日和見感染症の①起因菌について確認しておこう！
また、日和見感染症を②起こしやすい条件についてもあわせておさらいしておこう！

よくわかる解説

日和見感染症

日和見感染症は、免疫力が低下すると生じる感染症である。

日和見感染症の起因菌はメチシリン耐性黄色ブドウ球菌（MRSA）や、緑膿菌がある。MRSAは皮膚や鼻腔、咽頭などに存在しており、緑膿菌も常在菌であるが、免疫が低下すると感染症を発症する。

日和見感染症のリスクが高まる状態として、化学療法後の白血球や好中球の減少がある。
一般的に、好中球数1000/mm3未満に低下すると感染のリスクが高くなり、、500/mm3以下では重度と判定される。

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