メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(めちしりんたいせいおうしょくぶどうきゅうきん)

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌は、ペニシリン系の抗菌薬に耐性のある黄色ブドウ球菌のこと。

傾向と対策

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)は、国家試験だけではなく臨床でも必ず目にすることのある病気です。①感染経路②治療・予防方法について、しっかりおさえておこう!

よくわかる解説

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌MRSA)は、メチシリンを始めとするペニシリン系の抗菌薬に耐性を示す黄色ブドウ球菌のことである。
治療にはバンコマイシン塩酸塩などが用いられる。

感染経路

主な感染経路は医療従事者や器具を介した接触感染
MRSAは通常皮膚などに常在する毒性の弱い菌であるが、免疫力が低下した患者は感染しやすい。
日和見感染(ひよりみかんせん)や院内感染などが問題となっている。

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