肺炎(はいえん)

肺炎とは、肺胞を中心に起こる炎症で、呼吸器感染症の一つ。術後合併症の一つでもあるので、注意が必要。

傾向と対策

肺炎は、①死因順位で上位に位置するほど多い疾患であるため、出題も多い傾向!
②症状③予防法と看護ケアなどをおさえておこう!

よくわかる解説

肺炎とは

肺炎は、外科手術後の免疫力低下や細菌ウイルスなどの病原微生物の感染によって生じやすい合併症のひとつで、早期離床することにより、気道分泌物の排出を促し術後の合併症を予防することが可能である。


死因順位で上位

日本の死因順位をみると、肺炎は2011年~2016年までは3位、2017年~2018年は5位に位置している。


症状

咳嗽、痰、発熱、呼吸困難、悪寒・戦慄などの症状がみられる。
肺音は、断続性副雑音であるプツプツという水泡音や、バリバリという捻髪音が聴取できる。


予防法とケア

高齢者に対する肺炎の予防に、肺炎球菌ワクチンの接種や口腔ケア(歯ブラシや舌苔のケア、義歯の手入れ)などがある。

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