口腔ケア(こうくうけあ)

口腔ケアは口腔内の清潔を保つために実施されるケア全般をさす。

傾向と対策

患者の体液が付着したものは①感染性廃棄物とみなすことを覚えておこう。②目的や効果、ケアにより③予防出来る事④個別性に合わせた手技、在宅患者と家族への⑤指導や提案についても知っておこう。

よくわかる解説

口腔ケアは、口腔内の清潔を保つために実施されるケアのことである。
口腔ケアを行うことで唾液分泌を促進し、プラークを除去する。口腔内ケアを行うことでpHの酸性化を防ぎ、バイオフィルムを除去して歯周病やう歯を防ぐよう努める。

歯肉出血があったとしても出血部位に注意しながらケアを行うことが可能である。含嗽が出来ない場合においても、適宜吸引を行うなどして実施する。総義歯の患者であっても義歯の洗浄だけではなく、口腔内の洗浄も行う。経口摂取が不可能な患者も口腔内環境が悪化しやすいためこまめなケアが必要である。

看護師が口腔ケアを行う場合は、手袋を装着し、ケア終了後は手袋を外して手洗いを行った後、次のケアに移る。患者の歯ブラシは体液が付着しているため手袋をつけたまま洗浄し、使用した手袋は感染性廃棄物として橙色のハザードマークがついた容器に廃棄する。

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