傾向と対策
徐脈の原因となる①疾患についておさらいしておこう!
また徐脈によっておこる②身体症状についても、合わせて復習しておこう!
よくわかる解説
一般的に、安静時の
脈拍は毎分60~80回であるが、それよりも
脈拍が少なく毎分50回以下になることを、
徐脈という。
徐脈性の不整脈では、心室の収縮回数が減少することで脳への血流が十分に保てなくなり、失神、めまいなどの症状があらわれやすい。これをアダムス・ストークス症候群といい、人工ペースメーカー治療の適用となる。
安静時心拍数100回/分以上が頻脈といわれる。徐脈の反対。多くの疾患では徐脈よりも頻脈を発症する。