1→
内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査(
ERCP)の合併症には
急性膵炎がある。原因は、十二指腸乳頭部への機械的刺激による腫脹や造影剤による
膵臓への直接作用などが考えられる。背部痛や発熱などの自覚症状とともに、
血清アミラーゼ値の観察が重要である。
2→
アルブミンは
血清タンパクの約70%を占める
タンパク質で、
栄養状態の指標となる。ここでの合併症の判断とは無関係である。
3→
クレアチニンは腎機能の指標となる。ここでの合併症の判断とは無関係である。
筋肉の収縮に必要なクレアチンの最終代謝産物である。
4→
クレアチンキナーゼは
骨格筋、
心筋、
平滑筋、脳などに含まれる酵素で、急性
心筋梗塞や
狭心症、
心筋炎などの
循環器系の疾患で上昇する。ここでの合併症の判断とは無関係である。