3→
Ⅲ型アレルギーは、
IgGが関与しており免疫複合体に補体が結合し、血管などに付着し組織を傷害する。急性
糸球体腎炎や
全身性エリテマトーデスなどがある。
4→
Ⅳ型アレルギーは、組織の細胞に結合した
抗体に対し、感作
リンパ球が直接反応して細胞を傷害する。臓器移植の拒否反応や、接触性
皮膚炎、
ツベルクリン反応などがある。
5→
Ⅴ型アレルギーは、受容体に対する自己
抗体が産生され、その自己
抗体がリガンドと同様に受容体を刺激することで、細胞から物質が分泌され続けるために起こる。基本的な機序は
Ⅱ型アレルギーと同じであり、刺激性という点だけが異なる。代表的疾患に
バセドウ病がある。