傾向と対策
IgEが関連して起こる①アレルギーの型とその②具体例について、合わせて復習しておこう!
よくわかる解説
IgE抗体はⅠ型(即時型)アレルギーに関与しており、花粉症やアナフィラキシーショックが該当する。
具体例
花粉症やアナフィラキシーショックなどがⅠ型(即時型)アレルギーにあたる。
アレルギーの原因となる抗原(アレルゲン)がIgE抗体と結合し、肥満細胞などからヒスタミンを放出させて炎症反応(アレルギー症状)が出現する。
IgA:
初乳に含まれており、
細菌や
ウイルスからの防御 / 出生後から徐々に上昇。
IgM:感染時に最初に作られる
抗体 / 出生からすぐに産生が始まり、
免疫グロブリンの中では最も早く一歳ごろでピークに達する。
IgG:胎盤を通ることができ、母体から胎児に移行できる
抗体 / 生後3~4ヶ月で
血中濃度は最低となり、その後徐々に上昇する。
IgD:
抗体産生の誘導に関与していると考えられるが、その機能は判明していない。