初乳(しょにゅう)

初乳とは、産後に初めて分泌される最初の母乳のこと。

傾向と対策

初乳は成乳(成熟乳)との比較がよく出題されている。それぞれの色と特徴を覚えよう!

よくわかる解説

母乳は産後初めて分泌されるときから順に初乳、移行乳、成乳へと変化していく。

初乳

初乳は産後数日間分泌される母乳のことをさす。エネルギー量が高く、免疫物質や蛋白質、塩類などが豊富に含まれ、βカロチンを多く含むため黄色味を帯びている。粘調度も高く、黄金の液体とも呼ばれる。


成乳

初乳は1〜2週間程度で移行乳へ、その後、成乳へと変化していく。
成乳エネルギー量初乳よりも高く、乳糖も多く含む。また、白くさらさらしている。


初乳の特徴まとめ

①免疫物質
蛋白質
③塩類
④βカロチン
を多く含む。色は黄色で粘りっこい。


成乳の特徴まとめ

エネルギー量初乳よりも高い
②乳糖を多く含む
③白くさらさらしている

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