IgM(あいじーえむ)

IgMとは、免疫グロブリンの一つ。児の出生直後に産出が開始され、その後1歳を迎えるまでに体内で急上昇する免疫細胞。

傾向と対策

それぞれの免疫グロブリンの①働きと、時期別における②体内濃度の変動を問う問題が出題されています。どこで産出される免疫なのか、生産元もしっかり学習しておきましょう!

よくわかる解説

IgMとは、免疫グロブリンの一つである。児の出生直後に産出が開始され、その後1歳を迎えるまでに体内で急上昇するため、免疫グロブリンの中では出生後最も早くに体内グロブリン濃度がピークに達する。

IgA初乳に含まれており、細菌ウイルスからの防御 / 出生後から徐々に上昇。
IgM:感染時に最初に作られる抗体 / 出生からすぐに産生が始まり、免疫グロブリンの中では最も早く一歳ごろでピークに達する。
IgG:胎盤を通ることができ、母体から胎児に移行できる抗体 / 生後3~4ヶ月で血中濃度は最低となり、その後徐々に上昇する。

IgD抗体産生の誘導に関与していると考えられるが、その機能は判明していない。

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