1→
視床下部の
下垂体後葉から分泌される
バソプレシン(
ADH)(
AVP)は、腎臓での水の
再吸収を促進する。よって尿量が減少するので、利尿作用ではなく、抗利尿作用がある。
バソプレシンはその働きから、別名
抗利尿ホルモンといわれている。
2→
オキシトシンは、脳
下垂体の後葉から分泌され、乳腺の筋線維を収縮させて
乳汁を排出させる作用(射乳作用)や子宮
筋収縮作用がある。
乳汁産生を促進するのは
プロラクチンである。
また
オキシトシンは、子宮
筋収縮作用を担っている為、出産時は陣痛を促し、産後は子宮復古を促す役割がある。
3→
テストステロンは、
精巣のライディッヒ細胞から分泌される、
男性ホルモンである。
テストステロンは、
第二次性徴に関与し陰嚢・陰茎の発達(精子形成に関与)や、タンパク合成を促し、筋肉の増大や骨格形成の促進させたりする。