低カリウム血症(ていかりうむけっしょう)

低カリウム血症は、血清カリウム濃度が基準値を下回る状態を指す。

傾向と対策

低カリウム血症の①原因②特記する症状(心電図)③カリウムの正常値と併せておさえておこう!

よくわかる解説

低カリウム血症が起こる原因

原因は、嘔吐、下痢、副腎の疾患、利尿薬の使用等で起こる。
症状として筋力低下、筋肉のけいれんやひきつり、さらには麻痺や特徴的な不整脈が出現する。
低カリウム血症心電図上には、T波の平低化(または陰性化)、ST低下、U波の増高、QT間隔の延長が見られる。


カリウムの正常値

血清カリウム値の基準値は3.5~5.0mEq/L程度であり、3.5mEq/L未満で低カリウム血症といわれる。

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