ST低下（えすてぃーていか）

ST低下とは、心電図の異常波形の一つ。

傾向と対策

基本の心電図波形と、ST低下の心電図の波形の変化を整理して、代表疾患と合わせて覚えておこう！

よくわかる解説

正常な場合、心電図波形のSTは原則基線上にあり、ST低下とは、基線よりSTが下がっている状態である。

狭心症発作時と安静時で、心電図波形を比較すると、発作時にはSTが低下している。
労作性狭心症の場合は水平型あるいは下降型のST低下がみられることが多い。

国家試験で問われるのは・・・

ST低下は、狭心症です。
ST上昇は、心筋梗塞です。

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