脱水症(だっすいしょう)
脱水症とは、体液の組成成分である水分が喪失した状態をさす。
傾向と対策
脱水の症状と程度の判断を成人と小児に分けておさらいしておこう!
よくわかる解説
成人の場合
軽度の脱水は、水分喪失量が体重の約2%。症状は、口渇、頭痛、倦怠感、脱力感、無関心、食欲不振、立ち眩みなどである。
中等度の脱水は、水分喪失量が体重の約3~6%。軽度の時の症状に加えて、悪心・嘔吐、濃縮尿、乏尿、皮膚粘膜乾燥、皮膚弾力性低下、脈拍微弱、低血圧などを呈する。
重度の脱水になると、水分喪失量が体重の約7~14%。精神神経症状、血圧低下、頻脈、体温上昇・低下、循環不全、ショック、昏睡など意識障害を起こし、死に至るケースもある。
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