傾向と対策
除皮質硬直の特徴と他の硬直姿勢を併せて画像をみて覚えておこう!
よくわかる解説
除皮質硬直とは、大脳皮質に広範囲の障害が起こった際に生じ、上肢が屈曲位となり肘関節は屈曲して胸の上におかれるのが特徴であり下肢の伸展が見られる。
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他の硬直姿勢
他の硬直姿勢として、除脳硬直、項部硬直などがある。
除脳硬直は、頭蓋内圧亢進が悪化した際の中脳や橋の障害でみられ、四肢の伸展、上肢の内転、下肢の足底屈がみられる。
項部硬直は、仰臥位から他動的に頭部を前屈させる時に抵抗を生じ、クモ膜下出血・髄膜炎・脳炎などで生じる。