1→
慢性膵炎患者の食事は低脂肪食になる為、エネルギー源摂食の為に糖質中心の食事にすべきである。しかし、
インスリン分泌の低下により
糖尿病を合併する場合は糖質制限をし、
血糖コントロールする場合もある。
2→
慢性膵炎により、
脂質を分解する
リパーゼが十分に分泌されない為、
脂質の制限が必要である。脂肪の摂取により、
膵液の分泌が刺激されるため、疼痛を引き起こす原因にもなる。その為、低脂肪食(1日15~30g以下)とする。
4→
脂質制限の食事や膵炎により脂肪の消化・吸収が困難となる為、脂溶性の
ビタミンA、D、E、K等が不足する。その為、治療により
ビタミンK等のビタミンが投与される事が多い。
よって
脂溶性ビタミンは欠乏しやすい為、十分に摂取するようにする。