1→
血小板:
血小板は血液凝固に関与する細胞であり、傷ついた血管を修復する際に
血栓を形成することで、出血を止める役割を果たします。しかし、免疫機能には直接関与していません。
2→
白血球:
白血球(白球)はいくつかの種類があり、
リンパ球や
単球、
好中球、
好酸球、
好塩基球などが含まれます。これらの細胞は、体内に侵入してきた異物や感染症に対する免疫応答に重要な役割を担っています。
リンパ球には
T細胞、
B細胞、ナチュラルキラー(NK)細胞があり、それぞれ特異的な免疫応答や非特異的な免疫応答に関与しています。
単球は
マクロファージに分化し、
細菌の
貪食やアンチジェン提示の役割を果たします。
好中球は
細菌感染の初期防御に関与し、
好酸球や
好塩基球は
アレルギー反応や寄生虫感染に対する防御に関わります。したがって選択肢2が正解です。
3→綱
赤血球: 綱
赤血球(
網赤血球)は、赤血球の前駆細胞です。これらの細胞は、未熟な形態ですが、最終的には酸素を運ぶ成熟した
赤血球に発達します。綱
赤血球自体は免疫反応には直接関与していません。
4→成熟
赤血球: 成熟
赤血球は主に酸素と二酸化炭素の運搬を担当しており、免疫機能には関与していません。
赤血球は
ヘモグロビンを含み、体の各組織へ酸素を運搬し、そこで発生した二酸化炭素を肺に戻す役割を果たしています。