過換気(かかんき)

過換気は、過呼吸により、二酸化炭素を排出しすぎる状態

傾向と対策

過換気により起こる症状について問われる問題があります。CO2が排出過剰になる結果、PaCO2の値、血液のPHの値などがどのように変化するのかをおさらいしておこう!

よくわかる解説

過換気

過換気は、過呼吸などによって起こる。
二酸化炭素を排出しすぎて、動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)が低下し、動脈血酸素分圧PaO2)は上昇。血液のPHはアルカリに傾き呼吸性アルカローシスとなる。
その結果体循環系の血管が収縮して脳への血流も減少し、めまいや失神が出現。更に血中のカルシウムアルブミンが結合し、低カルシウム血症となり、テタニー症状として手足のしびれや骨格筋痙攣・収縮・硬直が生じる。

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